STAFFスタッフ紹介
現場管理担当
北井門事務所
中邑 涼花
Nakamura Suzuka
・山口県宇部市出身
・福岡デザイン専門学校
ノートの隅っこに間取りを落書きしていた小学生時代。とある教材で、間取りを考える=建築家という職業であることを知りました。自分の好きなことが仕事になると聞いて、その瞬間から建築家が将来の夢になりました。そして、店舗インテリアや建築を学ぶ学校へ進学。色彩の勉強では色によって変わる気持ちの変化、色彩がもつ特徴を学びました。また、設計事務所の先生を招いて、コンセプトに合わせて建築やインテリアを提案するという勉強会も。その時の先生が「現場を経験して良かったと思う。現場の知識が無ければ何も始まらないから」とおっしゃっていたのが印象に残っています。
今、まさに現場管理の仕事をしていて、先の言葉をかみしめる日々。何もない状態のものをイメージしてもらう難しさ、どのように美しく仕上げるか、毎回工夫しながらお客様とお話ししています。イメージ通りに仕上がったときのお客様の嬉しそうな笑顔を見るのが何よりのご褒美ですね。
もう一つ、ご褒美と言えば、芸術祭に出かけること。中でも豊島美術館の入ったときの空気が変わる感じが好きです。衣ズレの音や歩く音だけが鳴り響く、静かな空間に身を置いていると心が洗われるような感覚に。それでも、どのように建てられているのか考えたり、材質を調べたりと現場管理の職業病がむくむくと出てきてしまいます。