幼い頃からリケジョ（理系女子）です。
　小学校の理科の実験でリトマス紙の変化を見たとき、「なぜ変わるのか？」と興味を持ったことが始まり。変わっていく過程や原理を知るのが楽しくなりました。その後、理系の道に進むも一変して、一生働ける資格を持ちたいとの思いから建築の大学へ。
　そこでは、古民家やマンションなど、元々建っているものに付加価値を付けること、より住みやすくするためのリノベーションについて学びました。水回り、クロスや床の張り替えなど自分たちの手で一軒家のリノベーションを施工したときには、作る喜びと達成感を味わいました。また、様々な講師の方の勉強会に参加して、導線や店舗展開など沢山の人と関わりながら考えをまとめていたとき、「人と話しながら計画をしていくこと」の楽しさを感じ、そんな仕事に就きたいと強く感じました。
　公共施設や大型ビルの設計よりも密に話をできる住宅の設計をしたいとコラボハウスに入社。今では、お客様とお話しながら家をつくる設計士です。モットーは「お客様が楽しければ、私も楽しい！！」。運動好きなお客様なら玄関収納に一工夫、アクセサリー好きな方なら飾れる棚など、趣味や好きなものをヒアリングしながら、その方に合うお家を一緒に考えています。中には、「特に希望がなくて」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、色々とお話していると少しずつやりたいことがハッキリしてきます。それは友達のような感覚で気軽におしゃべりしてくださるからかも。距離が縮まったことを実感した時は、とても嬉しい瞬間です。