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【実例付き】2階建て住宅の4LDK間取りプラン
活用例やポイントを徹底解説

家づくり

2025.07.28

【実例付き】2階建て住宅の4LDK間取りプラン活用例やポイントを徹底解説

家族が増えて今の住まいが手狭に感じている方の中には「4LDKの2階建てってどれくらいの広さなの?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。本記事では、2階建て4LDKの間取りについて、広さや費用の目安、おすすめの間取りアイデア、間取りづくりの注意点を、施工事例と併せて解説します。家づくりが初めての方や、2階建て4LDKの家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

2階建て4LDKの間取りの広さ・費用目安

2階建て4LDKの間取りの広さ・費用目安

2階建て4LDKの間取りは、一般的に35坪(115.7㎡)前後の広さが目安です。延床面積が35坪あれば、3〜5人家族でもゆとりを持って暮らせる十分なスペースといえます。
建築費は、一般的な木造住宅を建てる場合の坪単価が60万〜80万円程度です。そのため、35坪の木造2階建てを建てる場合の建築費相場は、2,100万~2,800万円程度となるでしょう。土地代を合わせると、総額で4,000万〜5,000万円程度が目安となります。

2階建て4LDKの間取りのメリット

4LDKの間取りは、家族全員が快適に過ごせる多くのメリットがあります。部屋数が多いからこそできる暮らし方を見てみましょう。

家族間のプライバシーを保てる

4LDKは部屋数が多いので、家族がそれぞれ専用の部屋を持てる可能性が高くなります。家族全員で過ごすときはリビング、1人でゆっくり過ごしたいときは各自の部屋と、程よい距離感で暮らせることが大きなメリットです。子どもが成長して個室がほしくなったときにも、十分に対応できる間取りです。

ライフスタイルの変化に対応できる

長く住み続けていると、家族構成やライフステージが変化する可能性があります。部屋数が多ければ、持て余した部屋を必要な用途に変更して使うことが可能です。例えば、子どもが独立して2つの子ども部屋をつなげてゲストルームや書斎にしたり、リビングとつなげたりと柔軟に対応できます。将来介護が必要になったときのことを考えて、間取りを変更することも大切です。

部屋を多用途に活用できる

部屋数が多い場合、家族それぞれの部屋としてだけでなく、書斎や趣味部屋、ワークスペースなどの用途で使うことも可能です。在宅ワークが増えた現在では、仕事専用の部屋があると集中しやすくなります。家族の暮らし方や好みに合わせて自由に使い方を決められるのが、4LDKの大きな魅力です。

2階建て4LDKに取り入れたい間取りアイデア

2階建て4LDKに取り入れたい間取りアイデア

快適で機能的な4LDKの家をつくるために、取り入れたい人気の間取りアイデアを以下で紹介します。

リビング階段

リビング階段とは、リビング内に階段を設置する間取りです。階段だけの空間をなくせるため、その分居住スペースを確保できるメリットがあります。開放的な空間になるほか、インテリアとしても楽しめます。また、吹き抜けとの相性もよく、より一層開放感のある住まいになるでしょう。家族が2階に上がる際に必ずリビングを通るため、自然とコミュニケーションが生まれるのも魅力です。

吹き抜け

吹き抜けとは、建物内部で天井や床を設けずに上下階をつないだ空間のことです。広々とした空間をつくれるほか、高窓を設置すれば自然光を取り入れやすく、室内が明るい空間になります。リビングや玄関、階段部分に採用するケースが多く、実際の面積以上に広く感じられる効果があります。

ランドリールーム

ランドリールームは、洗濯物を洗う、干す、アイロンがけ、たたむ、しまうなどの洗濯関連の家事をまとめて行うためのスペースです。効率的に洗濯作業をこなせて、家事の負担軽減に大きく役立ちます。雨の日でも洗濯物を干せるほか、花粉や外気の汚れを気にせずに済むのもメリットです。家族が多い場合、洗濯物の量も増えるため、専用スペースがあると便利です。

オープンキッチン

オープンキッチンは、キッチンがリビングやダイニングと仕切られておらず、一体となった空間のキッチンのことをいい、開放感があり家族とのコミュニケーションを取りやすいのが特徴です。料理をしながら子どもの様子を見守ったり、家族と会話を楽しんだりできます。4LDKの広い空間を最大限に活用でき、家族が自然と集まる場所になるでしょう。

スキップフロア

スキップフロアは、建物のフロアの一部を半階分高くしたり低くしたりして段差をつけ、空間を立体的に活用する方法です。壁や間仕切りをつくらず段差をつけて空間を区切るので、開放感がありゆるやかなつながりを感じられます。子どもの遊び場や書斎スペースなど、用途に応じて使用可能です。

2階建て4LDKの間取り事例

ここからは、実際の4LDKの住まいを紹介します。それぞれ異なる魅力を持つ事例を参考にしてください。

【2階建て4LDK】子どもも観葉植物もゴキゲンな白い家

【2階建て4LDK】子どもも観葉植物もゴキゲンな白い家の内観

白を基調とした清潔感あふれる外観が印象的な住まいです。室内は自然光がたっぷりと差し込む明るい空間で、観葉植物を楽しめる環境が整っています。子どもがのびのびと過ごせる開放的なリビングと、家族それぞれのプライベート空間をバランスよく配置した間取りです。シンプルでありながら機能性にも優れた、長く愛される住まいとなっています。

【2階建て4LDK】子どもも観葉植物もゴキゲンな白い家の施工事例を見る

【2階建て4LDK】オーシャンブルーが映える家

【2階建て4LDK】オーシャンブルーが映える家の内観

海外暮らしを経験したご夫婦が「オーシャン」をテーマに建てた住まいです。外壁やタイル、室内ドアにオーシャンブルーを取り入れ、遊び心のある色使いで個性を表現しています。洗面所は玄関やキッチンから近く、家事のしやすさにこだわった間取りが魅力です。シンプルながらも、素材や色合いでご夫婦らしさが感じられます。

【2階建て4LDK】オーシャンブルーが映える家の施工事例を見る

【2階建て4LDK】グレーの箱の家

【2階建て4LDK】グレーの箱の家の内観

「日々の忙しさを癒やしてくれる場所にしたい」というご要望から誕生した住まいです。板張りの天井、漆喰の壁、無垢の床材など自然素材をふんだんに使用し、思わず深呼吸したくなる心地よさがあります。アンティーク感のあるグレーの塗り壁が印象的な外観です。リビング横の大きな本棚は、家族の図書館として活用されています。

【2階建て4LDK】グレーの箱の家の施工事例を見る

【2階建て4LDK】デリ風小窓のあるカラフルポップな家

【2階建て4LDK】デリ風小窓のあるカラフルポップな家の内観

オシャレでインテリアにこだわったご夫婦のアイデアを盛り込んだ住まいです。デリカテッセンをイメージした小窓付きキッチンでは、窓越しに家族の気配を感じながら料理を楽しめます。将来のネイルサロン開業を見据えたフリースペースや、ご主人の書斎など、それぞれの夢を叶える空間を配置した、カラフルポップな個性が光る住まいです。

【2階建て4LDK】デリ風小窓のあるカラフルポップな家の施工事例を見る

2階建て4LDKの間取りづくりの注意点

理想の4LDKの住まいを実現するために、間取りづくりで気をつけたいポイントを以下で紹介していきます。

水回りを一カ所にまとめる

キッチン、洗面所、浴室、トイレなどの水回りが近いことで、料理と洗濯を同時に進めたり、掃除をまとめて行ったりと、家事効率が大幅に上がります。また、配管工事の費用は建築費に大きく影響しますが、水回りを集中させることでコストを抑えることも可能です。メンテナンスも楽になるため、長期的に見てもメリットが大きいといえるでしょう。

1階だけで生活が完結する間取りにする

高齢になったときに階段の上り下りがあると、身体の負担が増えてしまいます。1階に水回り設備やバルコニー、大容量の収納スペースを配置しておくなど、将来を見据えて間取りをつくることが大切です。将来的にはリビングに隣接した1階の居室を寝室として使えるように計画しておくと、長く快適に住み続けられる住まいになるでしょう。

デッドスペースを活用する

無駄なスペースをなくして最大限に活用するためには、デッドスペースを収納などに活用するのがおすすめです。屋根と天井の間に小屋裏収納やロフトをつくったり、階段下を収納やトイレにしたりできます。このような工夫により、限られた面積でも十分な収納力を確保できます。4LDKでは家族の荷物も多くなりがちなので、デッドスペースの有効活用は重要なポイントです。

収納スペースを十分に確保する

居住スペースをできるだけ広く確保したいと思いがちですが、収納スペースも十分に確保することが大切です。各部屋にクローゼットをつくったり、玄関・水回りなどにもバランスよく配置するとよいでしょう。必要な場所に必要な容量の収納をつくることがポイントです。収納不足は生活の満足度を低下させるため、しっかりと検討しましょう。

家族とのコミュニケーションスペースをつくる

4LDKで家族各自の部屋が確保できる場合は、コミュニケーション不足を防ぐために、家族が集まりやすいスペースをつくることも重要です。リビングの一部にキッズスペースやワークスペース、小上がりなどを設けると、個人の時間だけでなく家族の時間も増やせます。子どもが思春期になっても自然と顔を合わせられるように、工夫するとよいでしょう。

家事動線を工夫する

間取りを決めるときは、家事動線を効率よくすることを意識して考えましょう。部屋と部屋の移動距離を短くしたり、洗濯などの作業をまとめて行えるように水回りをまとめたり、回遊動線をつくったりすると、スムーズになりやすいです。家事動線がよくなると、家事にかかる時間や負担の軽減につながり、その分家族との時間や自分の時間を増やせます。

家族の人数・ライフスタイルに合わせた4LDKの間取りをつくろう

家族の人数・ライフスタイルに合わせた4LDKの間取りをつくろう

2階建て4LDKの住まいは、家族のプライバシーを保ちながら、コミュニケーションも大切にできる理想的な間取りです。今回紹介したポイントを参考にして、家族のライフスタイルに合った住宅を建てましょう。コラボハウスでは設計士が直接お客さまと話しながら、一緒に理想の間取りをつくります。まずは、お気軽に無料相談会でご相談ください。