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設計士 堂道飛鳥
住宅ローン返し方の種類について。
こんにちは! コラボハウス設計士の堂道です。
10月に入り、「インボイス制度」「ステマ規制」「酒税法改正」
と続々と法律が整備される時期になりました。
朝晩冷え込んできて、風邪をひきやすい時期なので、お体にもお気を付けください。
さて、堂道といえば住宅ローンのお話です。
今回は住宅ローンの「返し方」について、大きく3種類のご紹介をします。
①「全期間固定金利型」
②「変動金利型」
③「固定金利選択型」
固定、変動、金利、全期間、選択型、一つづつ見たら意外とわかりやすいのですが、一度に見ると目をつぶりたくなります。。。
それぞれざっくりの概要とメリットデメリットを説明していきます。
①全期間固定金利型
その名の通りですが、
全期間=支払い期間中ずっと
固定金利=金利が変動しない、支払いが変動しない※保証料は除く
つまり、 35年、40年のローンを組んでも、支払いが一定になります。
メリット
・支払いが一定なので、収支計画が立てやすい。
・金利が一定なので、金利上昇のリスクを回避できる。
デメリット
・基本的に、変動金利よりも金利が高い傾向にある。
・原則的に、固定期間中に変動型への変更や、金利プランの見直しができない。
②変動金利型
先ほどの固定金利型とは違い、金利の昇降に合わせて支払いが変動する支払い方です。
銀行さんにもよりますが、半年ごとに見直しが入るのが一般的です。
堂道の感覚ですと、愛媛県でもここ1~2年で変動金利型を選択される方も増えてこられました。
メリット
・基本的に固定型よりも金利が安い傾向にある。
・金利が安くなれば返済額も下がっていく。
デメリット
・将来の支払い計画が立てにくい傾向にある。
・金利が高くなれば、返済額も上がっている。
全期間固定型と変動金利型は、いわばローリスクローリターンとハイリスクハイリターンの2極化というイメージです。
その相中をとるように、次の固定金利選択型があります。
③固定金利選択型
固定金利と変動金利の併用のようなイメージです。
まずは、2年5年10年の固定金利期間を選択します。
選択した期間が過ぎたら、その後再度固定期間を選択したり、変動金利型を選択できたりします。
金利も仲良くすればいいところ取りかも。。
メリット
・期間終了毎にその時の経済状況に合わせて支払い方法の選択ができる。
・子育て中の10年間は固定金利で支払いを安定させて、変動金利に切り替えて金利が安いうちに支払いを早く済ませる。ということもできる。
デメリット
・固定金利期間については変動金利への変更等はできない。
・変動金利と比べると、金利が高い傾向にある。
皆様①~③の中で、何を選択すればお得なのか、何がいいのかを迷います。
その迷いを設計士にお話ししてみて下さい。
住まい方や、将来設計の建て方によってもおススメの返し方が変わります。
お客様ご自身のみで考えると難しいところもありますので、お気軽にご相談ください。
コラボハウスの設計士は、設計だけではなく、大切なお金の話も相談できます。
設計はもちろんのこと、お家づくりにかかわる
設計以外のことも日々勉強しておりますので、お気軽にご質問ください〇
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設計士: 堂道 飛鳥