BLOG松山久万ノ台スタジオブログ
設計士 河野 ひかり
リビングの広さはどのくらいがいいの?
こんにちは、河野です。
はやくも2回目のブログです。
皆さんが「一戸建て」と聞いてイメージするものは何でしょうか?
LDKから出られるお庭でしょうか?
それとも家族が集まるリビングでしょうか?
玄関のそばの駐車場もイメージにありそうですね。
はたまた平屋や二階建てをそれぞれイメージされる方もいるかもしれません。
もちろん住宅ローンでお金に関する不安もありますよね。
家全体でお部屋はそれぞれどのくらいの広さにするのがいいのかも悩みますよね~。
さて、今回はその中で、毎日家族が使うリビングに関して書いていこうかなと思います◎
一般的なアパートのLDK(リビングダイニングキッチン)の広さは10帖~15帖です。
1人暮らし、カップルやご夫婦など住む人の数が少なければ十分な広さです。
そもそも、この1帖(じょう)という広さは910㎜×1,820㎜の長方形で囲まれた空間を指します。
昔の畳1枚を1畳(じょう)と同じ意味です。
今は洋室が多いので、帖 というほうが汎用されています。
広さの感覚は一人一人違うので、今住んでいる家を狭いと思う人もいたり、十分な広さと感じたり様々だと思います。
コラボハウスで建てていただくお家で、よくお手伝いするサイズは16帖~22帖の間が多いです。
なぜその広さが多いのか、というと、
16帖はキッチン、ダイニングテーブル、ソファ、TVを置いて狭いと感じない広さだからです。
キッチンにカウンターを作ってダイニングにしたり、
ダイニングをリビングと兼用したリビングダイニングにしたり、
吹抜けを取って空間を広く見せたり、
設計上の工夫でコンパクトながらも広がりを持ったリビングにすることは可能です!
そこから少し広さが取れると18帖や20帖と大きくしていきます。
もちろん、そもそものリビングの用途も大切です。
家族が何人いるのか、ソファに座るのか床に直接座るのか、どの時間に集まることが多いのか、お客さんは来るのか、何をして過ごすのか、
ご家族それぞれによって内容は変わってきます。
また、LDKの形によっても広さの感じ方は変わってきます。
コラボハウスの施工事例を見ながらいろいろな形を紹介していきます!
シンプルにL字のLDKです。
キッチンからリビングもダイニングも見渡せる配置なので奥様に人気です!
リビング階段で子供が帰ってきて必ずリビングを通る間取りです◎
リビングの隣に続けて本棚スペースを作ったり、スタディコーナーにしたり、、、
最近だと子供部屋をコンパクトにして(4.5帖、3.75帖とか。。。!)
部屋では寝るだけ、勉強もゲームもリビングで。というお家も増えてます◎
みんながリビングに集まってくるように配慮するのも設計上の工夫です☆*
LDKに和室を繋げるのも人気ですね。
子供がお昼寝する空間だったり、冬はこたつを出したり、お雛さまや5月人形を飾ったり、
また、来客時の客間としても、いずれ1階だけで生活する際の寝室としても、、と用途はたくさんあります。
普段は扉を開けて一体の空間として利用できるのでLDKがひろーく使えます◎
視覚的にも広がりがあるので、家具を置く前だと広すぎてびっくりするかもしれません。
リビングを和室にすることもあります。
ソファに座らずにTVを見たり、くつろいだり、すぐ横になれるのもメリットです☆
この施工事例のお家はリビングを30㎝上げているので、段差に座って人が集うことができます。
お客さんがたくさん来ても安心です。
さらに段差をつけてリビング、ホール、和室で床の高さを変える場合も。
ゆるやかに空間を区切りつつも、同じ空間という安心感。
家族がLDKのどこででもくつろげるお家にすると、コミュニケーションも取れますね。
「LDKと別で和室を作る広さも、余裕もない!でも畳は欲しい!」
という場合には、リビングに畳を敷いちゃうのはいかがでしょうか?
ソファを置いても、置かなくても、絵になります。
無垢の床との相性も抜群◎
日本では珍しいですが、靴で過ごす土間リビングもありかと!
リビングからそのままウッドデッキに出てお庭に出ていけます。
こちらもキッチン、ダイニング、リビングと高さが変えているので視線の抜けが大きいです。
薪ストーブを置くご家庭に土間空間は人気です。
コラボハウスではお客様に広さの感覚を見ていただくために、
事務所ではメジャーを伸ばして広さの確認をしたり、
お打ち合わせ中のお客様の間取りとともに、工事中の家をご案内することもあります。
すると必ずと言っていいほど、ほとんどのお客様が「思っていたよりも広い!」と驚かれます。
図面だけではイメージがしづらい “広さ” を見ていただくのは、お客様と設計士の認識の共有をする点においてとっても大切だと思っています。
もし、みなさんのいただいている間取りの広さがいまいちピンとこない、、、
と感じる場合は担当の設計士さん、もしくはコラボハウスの設計士に相談してみてください☆
では、本日はここまでにて失礼します✄
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#コラボハウス #インテリアコーディネーター #河野