メガメニュー を閉じる

コラボハウス愛媛一級建築士事務所

メニューを開く

BLOG

2019/12/11

雨とコンクリートの不思議

こんにちは!

 

設計士の松尾 政紀(まつお まさき)です!

普段は久万ノ台オープンスタジオでお仕事させて頂いております。

 

出身は島根県 吉賀町という緑豊かな町で育ちました(^^♪

高校時代に広島県に移り住み、愛媛大学進学時に松山に来ました!

松山の暮らしやすさにはまってしまいそのまま松山で就職し現在に至ります。

 

現在入社2年目ですが、とにかく勉強勉強の毎日です!

毎日わからないことに出会い、そして調べ、何とか理解してやろうと必死です(*_*)

 

幸い、工学部出身なこともあり、わからないことを調べ、そしてまとめるということは習慣化されていましたので

楽しんで住宅について調べることができています(^^♪

 

 

そんなこんなで入社から今日まで松尾が調べ、まとめてきたものがいくつかございますので

皆さんにご紹介させていただき、少しでもお役に立てたらと思っております。

 

第一回目の内容はタイトルにもある通り

「雨とコンクリートの不思議」

です!!(^-^)

 

コンクリートについては入社して最初に調べた内容で、個人的に思い入れがあります!

 

調べるきっかけになったのは、

「基礎のコンクリートの工事中に雨降ってたけど大丈夫?」

「昨日降った雨で基礎がプールみたいになってるけど弱くなったりしない?」

など、コンクリートに雨が降ること影響を心配される方が多くいらっしゃると

先輩の現場監督から聞いた時でした。

 

雨は基礎のコンクリートにとって悪影響なのだろうか?

あるとするとどのような影響があるのだろうか?

そんな疑問を解消するためコンクリートについて調べてみましたのでご紹介させてください!

 

 

〇 そもそもコンクリートとは? 〇

 

調べてみると、

コンクリート…広義の意味では砂や砂利、水などをセメントなどの糊状のもので結合させたものを指す。

とのことでした、

つまり、[砂、砂利、水、セメント]これらを混ぜ合わせたものが”コンクリート”というわけですね。

ここで注目なのが

そもそもコンクリートの中に”水”が含まれています!!

 

水がコンクリートの敵ということはなさそうですね☆

 

〇 コンクリートはどうやって固まる? 〇

 

コンクリートはコンクリートローラーで運ばれているときはドロドロの状態ですが、

型枠に流し込まれ、時間が経つと固まっていきます。

 

ドロドロの状態からコンクリートはどうやって固まっていくのでしょうか?

 

調べていくとコンクリートの固まり方は ↓↓↓

 

“コンクリートはセメントと水が水和反応しセメント硬化体となることで砂と砂利を固め強い材料となる”

 

とのことでした。小難しい書き方なので無視してください。

 

つまりは、セメントが化学反応して固まっているということでした。

 

 

ここで大事なのが、

コンクリートが固まるには水が必要!

ということです!

 

子供のころに作ったドロ団子なんかを想像すると、

乾燥するにつれて硬いドロ団子になり、水がかかってしまうとドロ状に戻ってしまいますよね(*_*)

 

そんなイメージで、コンクリートのようなドロドロしたものが固まっていく途中に水がかかってしまうと

なんだかよくないような気がしてきます。

 

「基礎が雨に濡れて心配…」

 

と思われている方の中にはそんなイメージがあるのかもしれません。

 

しかし、コンクリートにとってはは固まる為に必要なものなのでご安心下さい!

むしろ水がなくなり、乾燥してしまうと表面のひび割れなどがおこる原因となるようです(-_-;)

 

 

夏場なんかはむしろ基礎にの上に水を張って、乾燥から守ることもあるようです!✨

 

 

〇 コンクリートは雨に濡れても全く問題ない? 〇

 

ここまで調べてきて、

[コンクリートに水は必要]

つまり

【雨水は敵ではない】

ということはわかりました。

 

それではコンクリートにとって雨は全く影響がないのでしょうか?

さらに調べていくと雨の降るタイミングがポイントになってくることがわかりました。

 

①基礎のコンクリートを流す前

②基礎のコンクリートを流して数時間

③基礎のコンクリートを流して数日後

 

これらのタイミングで降った雨からは影響はほとんど受けません。

むしろこのタイミングはコンクリートに水が必要なタイミングなので恵みの雨となるようです!

 

④コンクリートを流している最中

このタイミングでの雨は少し影響を受けてしまいます。

コンクリートは水とセメントの配分で強度が調整されているため、固まる前に雨水が混ざると

水の配分が多くなり強度が変化してしまいます。

 

しかし!

かなりのザーザー振りでない限り、強度に影響が出るほどの変化は起こりません。

 

このタイミングであっても小雨程度であればほとんど気にしなくて大丈夫そうです☆

(雨量と強度変化の計算について興味のある方はお気軽にご連絡ください!)

 

⑤表面を仕上げている最中

このタイミングも影響を受けてしまいます。

これまでは強度な問題がメインでしたが、この場合は見た目に影響があります。

このタイミング雨が降るとコンクリート表面が少し荒れてしまいます。

 

表面を削るなど、後から手直しはきくようですが、降らないに越したことはないですね!

 

〇 まとめ 〇

 

ここまでの内容を踏まえ、不安の声にお答えするとしますと

 

「コンクリートに雨が降っても問題ありません!!」

 

タイミングや雨量によっては影響がある場合もございますが、

コンクリートが固まった後の雨については問題ないと思っておいて大丈夫そうです!!(^^♪

 

 

今回はコンクリートについてまとめていきました!☆

今後も皆さんに少しでも役立つ情報をお届けできるよう、さらに勉強しておきます!!

 

また次回の記事も読んでいただけますと幸いです。(^-^)

 

 

 

久万ノ台オープンスタジオ  松尾 政紀

 

 

 

家づくりの始め方から学べる!無料相談会のご予約はこちら

SNS Contents SNS Contents

フォローして、
最新情報をGETしよう!

無料相談会 ご予約はこちら

pagetop
© 2022 collabo house Co.,Ltd.