メガメニュー を閉じる

コラボハウス愛媛一級建築士事務所

メニューを開く

BLOG

2020/01/17

サイディングのメリット・デメリット

 

皆さんこんにちは!

久万ノ台オープンスタジオの松尾です。

 

世間のお年賀ムードも終わり、いよいよ2020年が本格的に始まったような気がしますね。(^-^)

 

まだまだ寒い日が続きそうですので、体調を崩さないよう頑張ってまいりましょう!

 

 

今回は、前回、前々回に引き続き外壁についてお話していこうと思います!

 

今回のテーマは

サイディングのメリット・デメリット

「サイディング」の画像検索結果

 

ちなみに、

 

前回は   「塗り壁のメリット・デメリット

前々回は  「ガルバリウムのメリットデメリット

 

についてお話しました!

外壁選びで悩まれている方は是非読んでみてください!(^-^)

 

 

〇 サイディングとは 〇

 

 

サイディングとは、住宅に使われる外壁材の一種です!

 

サイディングには様々な形状がありますが基本的にパネル状に加工されています。

外壁に貼付けて施工できるため、施工が比較的簡単で、施工期間が短くできるというメリットがあります。

 

また、工場で製造されたパネルを貼付けるだけで施工できるため、施工費用も比較的安価に抑えられます。

 

一口にサイディングといっても、様々な材料で作られており、サイディングを販売しているメーカーさんもたくさんあるので

様々なデザインや機能の中から自分好みのものを選べるというメリットもあります。

 

一般的によく使われるサイディング材として以下の4つが挙げられます。

 

・窯業系サイディング

・木質系サイディング

・金属系サイディング

・樹脂系サイディング

 

それぞれに違った特徴がありますので、材料ごとにご紹介いたしますね!

 

サイディングのデメリットとしては、

サイディング材は工場で決まった寸法で大量につくられている為、現場で丁度いいサイズに調整して使います、

なので、どうしてもつなぎ目ができてしまいのシール処理が必要となります。

 

このつなぎ目がデザイン的にも耐久性的にもデメリットとなってしまいます・

 

 

〇 サイディングの種類 〇

 

 

サイディングにはどのような種類があり、それぞれどのような特徴を持つのでしょうか。

 

一般的によく使われる4つのサイディング材をご紹介いたします。

 

 

窯業系サイディング

 

窯業系サイディングとは、粘土やセメントなどを高熱処理して作るサイディングのことです。

 

窯業(ようぎょう)というくらいなので、陶器や瓦と似たような作り方ですね。

 

窯業系サイディングは、非常にバリエーションが豊かなで、

材料を変えることで、レンガや石といった様々な質感を表現できます。

 

陶器瓦と似た製法で作られているため、耐火性が高いのも特徴です。

防火基準などが定められている地域でも使いやすい外壁材ですね!

 

デメリットとしましては、比較的頻繁にメンテナンスが必要になってしまう点です。

 

サイディングボード自体は耐用年数が30年とも、40年ともいわれておりますが(もちろん製品のグレード等によります)

 

ボードとボードに間の隙間を埋めるコーキング材の劣化が早く、耐用年数は7~8年と言われております。

 

また窯業系サイディングは水を吸ってしまう為、表面を塗膜でコーティングしボードを水から防いでいます。

この塗膜が劣化すると、ボードが雨水などを吸収してしまい劣化を速めてしまいます。

 

この塗膜は劣化すると白く粉っぽくなるため、外壁に触れた際に白い粉がつくと危険信号です!

(チョーキングと呼ばれる現象です)

おおよそ10年程度で塗膜の劣化が進むため、塗り替えが必要となります。

 

窯業系サイディングを採用する際は、

目地のコーキング材と塗料のメンテナンスを定期的にする必要がある点には注意が必要です。

 

 

木質系サイディング

 

木質系のサイディングは実際の木の板を外壁材として利用したものです。

板壁や板張りと呼ばれたりもします。

 

外壁用の木材は、腐食防止用の塗装を施したものや、焼杉などの木を焦がす加工を施されたものなどがあります。

木の質感や、風合いが好みの方にはぴったりな外壁材ですね!

 

天然の木材の為、どうしても経年変化で変形したり色落ちしたりしてしまうといった欠点があります。

 

大がかりなメンテナンスというよりは、状態に合わせて必要な個所を修復するといった手入れになってきますので、

レザーのように経年変化を楽しみながら手を加え、自分好みの外壁に仕上げていけるのも木質系サイディングの魅力ですね。

 

手のかかるデメリットはありますが、天然目のデザイン性や使い込んだ風合いは他の外壁材にはないメリットです。

 

もちろんメンテナンスを怠ると建物の耐久性への影響も考えられる為、

年に1~2回程度は状態を確認し、大きな変形など気になる部分があれば施工業者さんに相談してみましょう!

 

 

樹脂系サイディング

 

 

樹脂系サイディングは塩化ビニルなどの樹脂系の材料で作られるサイディング材です。

 

樹脂でできている為、軽くて強度が高いといったメリットがあります。

また樹脂そのものに色が付けれる為、塗装と違い色落ちの心配がありません。

 

構造上、窯業系サイディングで必要なコーキング材を使わずに施工できるため、メンテナンス頻度を低くすることができます。

 

デメリットとして、樹脂でできているため、太陽光による紫外線に弱く

劣化が進むと、ボードが硬くなり脆くなってしまいます。

 

そのため、紫外線を防ぐ塗料を塗装するなどの紫外線での劣化対策が必要となります。

 

金属系サイディング

 

鋼板やアルミなどの金属素材などを使用して作られているのが金属系サイディングです。

先日ご紹介した、ガルバリウム鋼板も金属系サイディングに分類されます。

 

ガルバリウムのメリットデメリット

 

ガルバリウムにつきましては個別にまとめてますので興味がある方は是非こちらも読んでみてください!

 

金属系サイディングは薄い金属版を加工して作られているため、

軽くて耐久性、耐震性に優れているといった特徴があります。

 

金属特有の質感や、光沢によるシャープな印象のデザインも魅力の一つですね!

 

デメリットとしては金属製の為、錆びのリスクがあることです。

塗装などで錆び対策をしているものであれば再塗装が必要となりますので、定期的なメンテナンスが必要です。

 

 

〇 まとめ 〇

 

 

今回はサイディングのメリット、デメリットについてお話させていただきました!

よく使われるサイディング材を4種類ご紹介しましたが、サイディングは非常に種類が多くここではご紹介しきれてません!

 

また同じジャンルのものであっても、商品によってコストや耐久性等が違うため注意すべきポイントが変わってきます。

 

より詳しく知りたい方や、気になっている外壁材がある方は是非お近くの住宅会社さんに相談に行かれてみてください!

カタログ等がそろっていれば色々と見せてもらえると思います(^-^)

 

また、外壁材のデザインや色味は写真では伝わりにくく、

現物を見て「イメージと違う!」なんてこともあり得ますので

 

採用しようと思っている外壁材がある方は是非サンプルを取ってもらって、実際の商品を見てみてください!

そうすることでよりイメージに近いお家づくりが進められるはずです☆

 

少しでも皆さんのお家づくりの参考になりますと幸いです(^-^)

それではまた!

 

久万ノ台オープンスタジオ  松尾 政紀

家づくりの始め方から学べる!無料相談会のご予約はこちら

SNS Contents SNS Contents

フォローして、
最新情報をGETしよう!

無料相談会 ご予約はこちら

pagetop
© 2022 collabo house Co.,Ltd.