BLOG松山久万ノ台スタジオブログ
設計士 堂道飛鳥
あけましておめでとうございます
新年のあいさつが遅れてしまいましたが
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!
皆様、お正月はどのように過ごされたでしょうか?
私は、祖父母の家がある滋賀県に帰っておりました。
石川県能登半島の地震の際も居りましたので、揺れと同時に報道を見て、恐怖を覚えました。
この度の地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。
また、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
住家も全壊が600棟越えと、住宅の地震に対して強くあることの必要性をひしひしと感じました。
設計士としても耐震の大切さを再認識しました。
さて、堂道といえばお金のお話です。
今回は住宅ローンの「保証料」についてお話していこうと思います!
ネットや、店頭情報で「金利」の値を見て今後の計画を建てておられないでしょうか?
支払い計画を考える際に注意していただきたいことが、「保証料」です。
私は普段お客様にお伝えする際に、
金利 〇% + 保証料 △% =返済金利 ▢%
で返済利率をお伝えするようにしています。
では、保証料とはそもそも何なのか。
簡単にお伝えすると、「銀行の保険屋さん」に支払う保険料 の様なものです。
銀行の保険やさんのことを 保証会社 といいます。
保証会社の役割は、
借主が、住宅ローンの支払いができなくなった時に際に貸主に変わって立て替える会社です。
あくまで立て替えですので、借主は保証会社に対して支払いを続けていきます。
銀行さんにはリスクを抑えられるので非常に良い制度です。
ただ、これだけ聞くと借主側のメリットが見えてこないですよね。
ご安心ください。貸主側にもちゃんとメリットがあります。
まずは、連帯保証人が必要なくなります。
銀行さんからお金を借りるとき、賃貸の契約をするとき、奨学金を借りる際にも
連帯保証人 が必要になります。
借主一人の力で返済できなくなった際に代わりに返済を行う人のことです。
住宅ローンの様な高額の連帯保証人になってくれる人はそうそういないかなと思います。
そう考えると、連帯保証人が必要なくなるだけでも大きなメリットであるといえます。
合わせて、会社が保証している為、個人の連帯保証人よりも信頼度が高く、
住宅ローン融資を受けやすいです。
※現在は、そもそも保証会社による保証を義務付けしている銀行さんがほとんどです。
双方にメリットのある制度というのはご理解いただけたかなと思います。
それでは、保証料の支払い方法についても書いていきます。
保証料の支払い方法は大きく2つの方法があります。
①借り入れ予定期間分の保証料を最初に一括で支払う方法。
②借入期間中に利息分の金利に上乗せして毎月支払う方法。
①メリット
一括で払うことで②よりも保証料の支払い額が減ることが多い。
毎月の支払額を減らせる。
①デメリット
初期コストがかかるため、借入額の増額や、自己資金の投入が必要になる。
繰り上げ返済等をした場合、既に支払っている保証料は帰ってこない場合がある。
②メリット
初期コストを抑えられるため、その分土地や建物の資金に充てられる。
②デメリット
①の方法よりも総支払額は高くなりやすい。
毎月の返済額が増える。
やはりどちらにも長所、短所が存在していますね。
目的に応じて使い分けが必要になります。
②を採用する場合は、先に記述した通り、
住宅ローン金利に上乗せして保証料がかかりますので、
返済計画を立てる際はお気を付けください。
金融機関によっては、保証料が発生しないところや、貸主負担というところもあります。
もちろん、保証会社さんによって保証料も様々ですので、まずは設計士にご相談ください。
お客様の代わりにお調べして、お答えいたします。
本日もブログを見ていただいてありがとうございます!
次の投稿を楽しみにしていてください。
久万ノ台スタジオ
設計士: 堂道 飛鳥