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家づくりを始めた際、一番最初にしたのが自分のしたい暮らしを箇条書きにすること。そこで、開放感のある家、散らからない家、帰りたくなる家、この3つがご家族の希望する家だった。ナチュラルよりもシンプルがお好きな奥様の感性を取り入れた住まいは、質感や配色、デザインなどにこだわりを感じる。注目したいのが、床を一段下げたピットリビング。天井が高く感じられ開放感が増し、段差に座ることでそれぞれのくつろぎ方が生まれている。

▲引き戸で隠す背面収納は、キッチンをすっきり見せてくれる優れもの。開けると見えるストライプのクロスがおしゃれ

▲座面を下げたことで生まれた、おこもり感が心地よい

▲LDKと和室から鉄骨階段で2階へ

▲冬場はこたつを出せるよう、リビング脇に和室を配置

▲寝室は、よく眠れるように明るすぎず、落ち着いた色味に

▲音楽の世界に没頭できるご主人の趣味室

▲パウダースペースと洗面台をつなげた造作洗面台

▲勉強やPCの作業場として便利なワークスペース

▲三角屋根×BOX、白×ダークグレーとシルエットや色の組み合わせが絶妙な外観

Designer’s comments

「開放感のある家」「散らからない家」「帰りたくなる家」—— お施主様が思い描く理想の暮らしを、シンプルで洗練されたデザインに落とし込みました。

LDKは床を1段下げたピットリビングを採用。 天井がより高く感じられ、中庭への視線の抜けも生まれます。段差に腰掛けることで、家族や友人との距離が自然と縮まり、リラックスできる空間になりました。

機能面にもこだわり、暮らしやすさを追求。 スタディコーナーは、勉強やPC作業にも最適。奥さまのこだわりが詰まった パウダースペースと洗面台をつなげた造作家具 も、美しさと使いやすさを両立させました。寝室は落ち着いた色味で統一し、「よく眠れる」と喜んでいただいています。

「人が集まる家」という想いを具現化し、理想の暮らしをカタチに。 お施主様ご家族にとって、心からくつろげる住まいが完成しました。